VMで加藤が石川を倒し、日本ペイントが2勝目を挙げる

木下アビエル神奈川 23 日本ペイントマレッツ
3勝1敗 2勝2敗
1 曾尖 11-9 10-11 8-11 サウェータブット
森薗美月 黄郁雯
2 浜本由惟 11-3 11-9 11-10 相馬夢乃
3 石川佳純 11-5 11-8 11-8 サウェータブット
4 曾尖 5-11 11-3 6-11 11-7 9-11 加藤美優
5 石川佳純 5-11 加藤美優

ここまで3勝0敗の木下アビエル神奈川と対戦するのは1勝2敗の日本ペイントマレッツ。
1番のダブルスは木下は曾尖(シンガポール)と森薗美月、マレッツはサウェータブット(タイ)と黄郁雯(チャイニーズタイペイ)。
1ゲーム目を木下ペアが取り、2ゲーム目も10−6と木下がマッチポイントを取り、勝負あったかと思われたが、ここからマレッツペアが5本連取し、11−10でマレッツが取り返した。最終ゲームは11−8とマレッツが奪い、貴重な大逆転勝利を飾った。サウェータブットのつなぎと、黄の決め球が見事にアビエルペアを打ち砕いた。一方、木下は惜しい1勝を逃した。

Tリーグ初参戦の黄郁雯(左)と、開幕戦から大活躍のサウェータブット

2番は木下が浜本由惟、マレッツはカットマンの相馬夢乃。1ゲーム目から浜本は落ち着いたカット打ちを見せて、相馬に快勝した。2ゲーム目の10−9から浜本はフォアストレートにドライブを決め、11−9。3ゲーム目は10−10からの1本勝負で、浜本はスマッシュを決めて試合を決めた。

3-0で高校生の相馬を沈めた浜本

3番は今シーズンの出足から3勝負けなしのサウェータブットが木下のエース、石川佳純に挑んだが、5、8、8のストレートで石川が完勝した。

頼れるエース・石川はストレート勝ち

4番は木下の曾尖対マレッツの加藤美優。

ラリー戦に強く、多彩なボールを放つ加藤に対し、曾は失点を重ね、1ゲーム目を11-5で加藤が先取。しかし、徐々に対応する曾がゲームを取り返し、最終ゲームにもつれ込んだ。

6-6からの5ゲーム目、先にマッチポイントを奪ったのは加藤、10-8。次の長いラリーを曾が取ったが、最後はバック対バックのラリーを加藤が取り切り、11-9で勝利し、チームカウントを2-2として試合はビクトリーマッチになだれ込んだ。

エースの面目躍如。マレッツの加藤は一進一退のゲームを制し、ビクトリーマッチにつなげた

5番のビクトリーマッチは木下が石川、マレッツは加藤。エース同士の対決となった。

加藤のサービスで始まった1ゲーム勝負。体が温まっている加藤の出足は良い。4-1とリードを奪い、石川はたまらずタイムアウト。加藤は打って良し、ブロック良しの展開となった。

プレー再開後、石川のライジングバックアタックが決まり、次のラリーも制し、4-3となったところで加藤がタイムアウト。息詰まる展開となった。

加藤のループドライブを石川のカウンターが決まらず、5-3、そして6-3と加藤はリードを広げる。6-4から石川がサービスミスで7-4。そして8-4と加藤が勝利に近づく。8-5から加藤のバックが石川のフォア深くに決まる。10-5と加藤がマッチポイントを奪い、最後は加藤のフォアドライブが決まり、11-5で加藤が勝利し、日本ペイントマレッツはここまで全勝の木下アビエルを破り、貴重な2勝目をあげた。

「出足が良くないとビクトリーマッチはきついですね。凡ミスとか続いて流れに乗れなかった。加藤さんは強かった」と敗れた石川のコメント。

勝利を決めた加藤のコメント。「4番の試合は相手も強くて苦労しました。最後の石川さんは強い相手だったので嫌だなとは思いましたが、疲れはありませんでした。体も温まっていたのでポジティブに戦えました。(石川戦では)レシーブで1本もミスをしなかったのが大きかった」

三原監督のコメント。「今季2勝目、うれしいです。4番の加藤には自分から攻めていくことを伝えました。最後の5番は、ダブルスが勝った時点でビクトリーまで行くと思ってました。加藤が4番と5番で連続できたのが良かった」

会場のファンの声援に笑顔でこたえる三原監督

 

ここまで全勝の木下アビエル神奈川に土をつけた、日本ペイントマレッツチーム