フレイタスが2点取り!3本柱不在のKM東京が大勝利!

木下マイスター東京 32 琉球アスティーダ
5勝3敗 4勝3敗
1 フレイタス 8-11 11-8 118 李平
田添健汰 陳建安
2 田添響 11-8 3-11 7-11 7-11 荘智淵
3 侯英超 9-11 9-11 11-5 6-11 有延大夢
4 フレイタス 11-4 11-7 11-8 陳建安
5 侯英超 14-12 有延大夢

 

11月23~24日に行われるTリーグ横浜4連戦。第一試合となったのは、男子の木下マイスター東京vs琉球アスティーダ。

10月20日に行われた前節では琉球アスティーダに1-3で敗れており、さらに今回は張本、水谷、丹羽の黄金トリオが国際大会で不在という苦しい布陣となった木下マイスターだったが、新メンバーの活躍もあり、見事勝利をおさめた。

トップのダブルスに登場したのは、2日前の11月21日加入が発表された木下マイスターの新助っ人、マルコス・フレイタス。強豪・ポルトガルのエースとして活躍し、リオ五輪ではシングルス5位入賞の世界を代表するサウスポーで、今回は田添健汰とのペアリング。対する琉球のダブルスは、前節で水谷・大島を下した李平・陳建安ペアだ。

「練習は昨日初めてやって、1時間だけ」(フレイタス)という木下ペアは、第1ゲームは大人しい立ち上がりでゲームを奪われたものの、第2ゲーム以降は初ペアながら息のあったコンビネーションを見せる。フレイタスも声を出して、パートナーの田添を鼓舞し、見事2-1で勝利。デビュー戦を白星で飾った。

新ペアでも強かった田添(左)/フレイタス

 

続く2番は、田添響vs荘智淵。序盤はバック対バックの高速ラリーで勢いに乗った田添。しかし、中盤は冷静にコースを付き、派手な打撃戦に付き合わずに戦った荘智淵が巻き返す。ペースを乱された田添は、回り込んでフォアドライブで得点を狙うが決めにいったボールがことごとくミスとなり、苦しい表情。Tリーグでは熱い戦いぶりが印象的な荘智淵だが、この一戦はクールに相手をいなし、貴重な一点を奪った。

まだまだ若い者には負けない、ベテラン・荘智淵が勝利

 

そして、激しいラリーの応酬で会場が大いに盛り上がったのが、3番の侯英超vs有延大夢。「初対戦だったけど、ビデオを見てきたので、イメージはできていた」という有延がテクニシャンの侯英超を苦しめる。特に回り込んでのフォアドライブの威力は世界トップクラスで、侯英超がノータッチで抜かれるほど。中盤、侯英超が攻め手を増やして流れを変えようとするが、ロング戦でもしっかりと対応した有延が大勝利。これで琉球アスティーダが2-1でリードとなった。

有延、吠える!

 

有延のフォアドライブに必死に食らいつく侯英超

 

木下マイスターとしては苦しい展開となったが、ここできっちりと仕事をしたのが新メンバーのフレイタス。フランスリーグでも対戦しており、よく知った相手という陳建安に対して、終始落ち着いたプレーでゲームの主導権を握る。フレイタスのYGサービスに陳建安は対応できず、逆に陳建安のサービスに対してフレイタスは絶妙なストップで翻弄。「チームが負けている状態で絶対に勝たなければならないというプレッシャーはあったが、やるしかないという気持ちで戦った」と試合後に語ったが、プレッシャーを感じさせない落ち着いたプレーでフレイタスが勝利をおさめた。

ラリー戦に滅法強いフレイタス、単複で2勝をあげる

 

そして、ラストのビクトリーマッチは、3番でも激戦を繰り広げた侯英超vs有延大夢。「3番では負けたけど、試合内容は良かったから自信はあった」という木下マイスターの守護神、侯英超が序盤から連続得点で7-2と一気にリード。このまま逃げ切るかと思われたが、ここから有延が6本連取で逆転。さらに8-10と逆にマッチポイントを握った。しかし、追い詰められるほどに強さを発揮するのが侯英超。3球目ドライブをきっちりきめて、10-10に追いつき、12-11では不運な有延のネットインが出るもそれでもメンタルは崩れず、14-12で振り切った。

負けない男、侯英超が決めた!

 

2連敗中だった木下マイスター東京は、9月7日以来の勝利で邱建新監督も「長い期間勝てなかったのでうれしいし、三人がいない中で勝てたのでさらにうれしい」と笑顔を見せた。

そして、最後は敗れたとはいえ、すばらしいプレーを見せたのが有延だ。スター選手が不在でファンとしては若干寂しさもあった対戦となったものの、それを吹き飛ばす侯英超と有延大夢の大激戦。Tリーグの魅力、面白さを多くのファンに伝えた素晴らしい一戦だった。

有延の豪打炸裂!ハイレベルなプレーに観客も大興奮だった

 

3連敗をまぬがれた木下マイスター東京