首位攻防戦、日本生命が木下アビエルに4-0勝利!

木下アビエル神奈川 04 日本生命レッドエルフ
7勝5敗 8勝4敗
1 木原美悠 4-11 10-11 陳思羽
長崎美柚 田志希
2 石川佳純 11-10 10-11 10-11 11-8 11-13 早田ひな
3 長崎美柚 7-11 7-11 9-11 森さくら
4 杜凱栞 6-11 6-11 11-7 8-11 田志希
5

杜凱栞=ドゥ ホイカン   陳思羽=チェン ズーユ  田志希=チョン ジヒ

 

4-0勝利でレッドエルフポーズ!

Tリーグ女子、年内最後の一戦は首位・日本生命レッドエルフvs.2位・木下アビエル神奈川の首位攻防戦。勝点は日本生命が2点上回っているが、ともに勝敗数は7勝4敗で昨シーズン年間王者を争った2チームが今シーズンもデッドヒートを繰り広げている。

第1マッチのダブルスはホームの木下アビエルが木原美悠/長崎美柚。対する日本生命は陳思羽/田志希の国際ペアだ。グランドファイナルを制して自信をつけている木下ペアだが、陳思羽/田志希の韓国・台湾のエース同士が組んだダブルスを前に、得意とする左右の揺さぶりがなかなか決まらない。台上から先にしかける日本生命ペアが1ゲーム11-4と圧倒した。
続く2ゲーム目は我慢の卓球で必死に食らいつく木下ペア。7-6から7-8と逆転されたところでタイムアウトを取り、そこから3本連取で10-8とゲームポイントを奪ったが、次のゲームを意識したかややかたくなり、10-9と追いつかれると、田志希のカウンタードライブを食らって10-10。この1本勝負をものに出来ず、木下ペアはまさかの敗戦となった。
日本生命ペアは殊勲の勝利に笑顔で抱き合った。村上監督は「練習から非常にいい感じだったし、国を代表するエース同士のペアなので自信はあった」とコメント。

強かった日本生命ペア
笑顔で抱き合った

続く第2マッチは木下アビエル・石川佳純vs.日本生命・早田ひなのファンが望んでいた日本トップ同士の対決。期待に違わぬ熱戦となった試合は第4ゲーム以外がすべて10-10になり、さらに第1〜3ゲームまでは先に10点取った方が逆転されるという緊張感溢れる試合となった。
先制したのは石川。正確なバックハンドを武器に我慢強く戦い、最後はスマッシュを叩きこんだ。大事な1ゲーム目を制した石川だったが、第2ゲーム6-10から10-10まで追いつくもこのゲームを落とす。早田はフォアに来たボールもチキータで対応、サービス位置を変えるなど変化をつけて奪い返した。第3ゲームは石川が5-2とすると早田も5-5と追いつき、石川が8-5とすると8-7と食らいつく。ここでタイムアウトを取った石川が10-7とするも、諦めなかった早田が4本連取で10-11。逆転で王手をかけた。
あとがなくなった石川は無理に攻めずにレシーブはツッツキから入り、先におこさせてからカウンターするなどドッシリとした戦いぶり。10-8とゲームポイントを奪うと最後はバックハンドを振りきり、ゲームカウント2-2とした。
最終ゲームは互いに点を取り合うシーソーゲーム。石川は2度のマッチポイントをしのいだがわずかに及ばずに早田が勝利した。石川は勝負にいったフォアドライブにミスが出るなど、決め球が勝敗を分けたか。
勝利した早田は「年末最後の試合で石川さんと試合できるのが楽しみで、負けていても最後まで諦めないように戦うのが大事だと思っていた。調子はそこまで良くはなかったけど我慢して戦えた。多くのファンの前で勝利できて嬉しい」と喜んだ。

完全にフォアサイドに来たボールもバックでさばいた

石川、激戦に散る

第3マッチ、窮地に立たされた木下アビエルは逆転勝利に向けて望みをつなげたかったが、勢いは完全に日本生命。勢いに乗ると強い森が完全に流れをつかみ、2ゲーム連取。コンパクトなスイングで長崎を追い込み、長崎に自分の卓球をさせず。第3ゲームは4-7、5-9とリードを許したが、6連続ポイントで勝利の雄叫び! 日本生命が勝利を決めた。

勝利を決めた森

日本生命の4-0勝利がかかった第4マッチはダブルスで勝利している田志希が登場。対する木下アビエルは杜凱栞が登場したが、まるでアウェイで戦っているように硬さが見える。勝利を決めた日本生命の押せ押せムードに背中に受けた田志希が攻め続けて2ゲーム連取。第3ゲームは勝ちを意識した田志希にややミスが目立ち、奪い返されたが第4ゲームは再びエンジン全開。5-3、7-4、10-5と徐々に引き離した田志希がフットワークの良い攻撃を見せて勝利。日本生命レッドエルフが年末最後の試合を4-0勝利という最高の形で締めくくった。

攻めきった田志希

 

村上監督は「ダブルスを取れれば4-0があると思っていた。早田を石川選手と当てればお客さんも喜ぶし、ここも取れて良かった。今日の早田は勝負強かったね。多くの方に応援していただいて感謝したい」と喜んだ。
今日の勝利で2位の木下アビエル神奈川を引き離した日本生命レッドエルフが首位を独走する構えだ。

4-0勝利で村上監督も頬を緩めた